将来的にマンションの購入を考えているという方、マンション購入費用はどのくらいになるのか把握していますか?マンション購入時は、入居後のことも考えなければ住んだ後で後悔することになるかもしれません。本記事では、マンションの購入に必要な費用の目安について詳しく紹介します。マンション購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
マンションの購入に必要な諸費用とは
マンションを購入する際は、建物の費用だけでなく税金などの費用も必要になってくるとご存じでしたか?ここでは、マンションを購入する際に必要になる諸費用をまとめて紹介します。何も調べずに漠然とこのくらいかな?と考えているとマンションの購入時や購入後に痛い目を見る可能性が高いため、充分に注意しましょう。
住宅ローンに関する費用
マンションの購入はほとんどの方が住宅ローンの借入を行うかと思いますが、住宅ローンの借り入れを行った場合、事務手数料や印紙税などが発生します。
登記費用
マンションを購入する場合不動産登記が必須ですが、登記の際にも登録免許税や司法書士に依頼するための費用が発生します。
不動産会社に支払う仲介手数料
マンションを購入する場合不動産会社に仲介してもらうケースがほとんどですが、不動産会社に仲介をしてもらうと仲介手数料が発生します。仲介手数料は不動産会社によって多少の違いがありますが、基本的には法律で定められている上限まで請求されるので購入するマンションの金額から上限を計算しておくとよいでしょう。
各種税金
マンション購入時には、固定資産税や不動産取得税などの各種税金の支払いが発生します。購入するマンションの費用だけではマンションを購入できないので注意してください。
さまざまな保険料
マンション購入時には各種保険に加入する方がほとんどかと思いますが、保険に加入した場合は当然保険料の支払いが発生します。各種保険料は保険会社や選ぶプランによって変わってくるため、無理なく支払い続けられる保険を選ぶようにしましょう。
引越費用
意外と忘れがちなのが引越の費用です。マンションを購入したら当然現在の住まいから引越をしなければいけないため引っ越し費用が掛かります。引っ越し費用は物の量や住まい間の距離によって変わってきます。
頭金はどれくらい必要?金額の目安
マンション購入の頭金は、一般的に物件の価格の20%までが目安といわれています。しかし明確にこの金額とは決まっていないため、頭金をなしにしてしまうことも可能です。なお、頭金を用意しないと返済の負担がその分大きくなり、審査も厳しいものになってしまうので注意しましょう。用意できる場合は極力用意することがおすすめです。
入居後の暮らしも考えよう!
マンションは購入の際に費用を支払ったら、後は何の費用も掛からないわけではありません。マンションを購入し、入居した後にもさまざまな費用が発生するため、あらかじめ入居後にかかる費用を把握し備えておきましょう。ここでは購入したマンション入居後にかかる費用をまとめて紹介します。
住宅ローン
これはご存じの方が多いかと思いますが、まず入居後にはマンション購入時に借りた住宅ローンの返済が定期的に発生します。借り入れた金額やローン返済期間により月々の返済費用は異なってくるため、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。
稀なケースかとは思いますが、ローンを借りずに自分たちのお金だけで購入した場合は、もちろん住宅ローンの返済は発生しません。
駐車場のレンタル費用
車を所有している場合は、購入するマンションにもよりますが駐車場のレンタル費用がかかる可能性が高いです。駐車場のレンタル費用は、地域によって大きく差があるため車を持っている方、マンション購入後にマイカーを購入する予定がある方は、事前にどのくらいの費用がかかるのかリサーチしておきましょう。
管理費
マンションを購入した場合、かなりの確率で共用部分の維持管理費が発生します。管理費の相場はマンションの部屋数によって値段が変わり、部屋数が少ないマンションの方がより管理費が高くなる傾向にあります。相場は約1万円~3万円程です。
修繕積立金
マンションは住み続けると必ずどこかを修理しなければいけないタイミングが訪れます。そのためマンション購入後には、修繕のための積立金が毎月発生します。修繕積立金の相場は、約5,000円前後です。修繕積立金は新築の物件ほど安く、古い物件ほど高くなる傾向があります。
固定資産税
マンションは固定資産に該当するため、購入後には毎年固定資産税が発生します。お部屋の広さや購入するエリアによって固定資産税の金額は変わってくるため、マンションを購入したいおおよそのエリアや広さが決まったら計算しておくようにしましょう。
ローンの返済額、火災保険、地震保険、修繕積立金について
マンションの購入の際には、物件の価格だけでなくさまざまな費用が掛かってくることがわかっていただけたのではないでしょうか?かかる費用が多すぎて住宅関係の仕事や資格を持っていない方からしたら、難しいと感じることかと思います。もしも自分たちだけでは知識不足で厳しいと感じたら、住宅購入の相談窓口を使用することがおすすめです。
住宅購入の相談窓口とは、住宅関係のプロが住宅に関する相談に何でも乗ってくれる便利な窓口です。まったく知識を持っていない場合やまだ購入のビジョンを具体化できていない場合にもアドバイスをもらえるため、将来的にマンションの購入を検討している方は気軽に相談しに行ってみましょう。
まとめ
本記事では、マンションを購入する際に必要な費用とマンション購入時に考えるべきことについて紹介しました。いかがだったでしょうか?マンションの購入は安い買い物ではないため、物件の費用だけでなくさまざまな費用が発生します。
購入の際は無理に自分たちだけで完結させるのではなく、住宅購入の相談窓口などを活用することがおすすめです。本記事が将来的にマンションの購入を考えているという方の、お役に立てれば幸いです。